ポイントをずらして拾い釣りをするが反応が悪くなったので、車に戻り解禁特集で紹介した一里塚へ移動した。桑原トンネルを越えてすぐ左の駐車スペースに車を止めて川へ降りる。橋直下の淵尻はピカピカに磨かれすぐにでも掛かりそうだ。

左岸側に渡り、オトリを送ると一発でガツンとアタるがケラレ。逆バリを打ち直して狙うが反応なし。ここを諦めて上の流れ込みから岩盤を狙うが、まさかの無反応。

上流に移動し真っ黄色をキャッチ

上流に移動するとヘチから魚が一気に走る。ここは魚影が濃いようだ。川の真ん中に立ち、群れアユ狙いで小砂利底の平瀬を静かに上流に泳がせる。群れに入り、ラインを張ると久しぶりのアタリ。散らさないように魚を水面に出さず下流に引き寄せてタモですくう。この釣り方で16cmを数匹追加した。

上流に移動。淵の左岸側が岩盤のポイントで真っ黄色が掛かる。淵の右岸側の岩盤を狙って下流から泳がせると、ここというポイントでは確実に釣れるが1匹。着いているのは少ないようだ。

アユのトモ釣りで35匹キャッチ【三重・櫛田川上流】群れ狙いと岩盤狙いが奏功午後に上げたアユ(提供:週刊つりニュース中部版APC・石橋英之)

さらに上流に進む

あまり粘らず静かに上流に移動、一面岩盤底と大石の波立ちのいかにものポイントに来た。まずは流れ出しの溝を狙うと白っぽい16cmが掛かる。ここは群れが入っているようで1匹追加した。

続いて本命の波立ちを狙うと、気持ち良く目印が消し込まれた。17cmと意外と小ぶりだが、湖産特有のプリっとした良いアユだ。今度は岩盤底をゆっくり引き上げると、流れの走っているポイントからは黄色いアユが掛かってくれた。

一通り流れを引き上げた後はヨレや落ち込みを泳がせる。そうすると先ほど掛からなかったポイントでも黄色いアユが掛かる。石の頭、横を丁寧に狙うことでポツリポツリと追加できた。

橋の流れ込みでの大物ゲット

下流に移動して先ほど掛からなかった橋の流れ込みの岩盤を狙うと一発で20cm。これをオトリにしてケラれた淵尻を狙うと、前アタリの後に一気に目印が消し込む。下の落ち込みに走られる前に強引に取り込んだのは20cmオーバー。先ほどのリベンジを果たした。