リチウムイオンバッテリーの最大の特徴である「超軽量でコンパクト」というのは、モータースポーツの世界では非常に重要なポイント。グラム単位で軽量化を図っているレーシングマシンにとって、従来の鉛バッテリーよりも数kgも軽くなるというリチウムイオンバッテリーの存在は無視できないものなのだ。
またバッテリーサイズがコンパクトになれば、配置する場所の自由度も増える。巨額のコストをかけて軽量化と重量バランスを追求しているレーシングマシンには採用しない理由がないバッテリーといえよう。そんな理由もあって、競技用車両や各ブランドのハイエンドモデルには純正で採用されはじめている。
具体的に車名を挙げると

HONDA:アフリカツイン、CBR1000RR-R、CRF250/450
KAWASAKI:KX450J、KX252C
DUCATI:1199 Superleggera、1299 Panigale (S)、Monster SP、StreetFighter V4 Sなど
KTM:1290 Super Adventure R、KTM 250 EXCなど
Husqvarna:TE 250
TRIUMPH:Tiger 1200、Speed Triple 1200

となっていて、現在も着々と純正採用が増えている。
このラインナップを見てもSkyrich製リチウムイオンバッテリーの信頼性の高さが伝わってくるだろう。

Skyrich製リチウムイオンバッテリーが生産されている現場はクリーンで先進的。
実際に工場を見学した日本人の目で見ても、レベルが高く感心するものだったという。

ここから生み出されるリチウムイオンバッテリーは、世界中のメーカーに供給され使われている。

ほかにもある、Skyrich製リチウムイオンバッテリーのメリット

またリチウムイオンバッテリーには軽さやコンパクトさのほかにもメリットがある。それは自己放電率の低さや寿命の長さである。
「乗らない時間が長かったのでバッテリーが上がってしまった」という話を聞くことがあるが、その原因は電源をONにしなくてもバッテリーが自然に放電してしまうから。その自然放電は鉛バッテリーよりリチウムイオンバッテリーの方が少ない。つまり、冬季など長期間動かさなかった場合も、再始動しやすいということだ。
実際にリチウムイオンバッテリーを使っているオーナーからは「セカンドバイクに5年ほど使っているが、セルの回りも強力なまま。バッテリーに不安を感じたことはない」という声も聞く。
長期間持つのであれば買い替える回数が減るため、鉛バッテリーとの価格差も縮まってくる。より長い目で見れば経済的といえるのではないだろうか。