テーマは「ノルマは50cm超in亀山湖」。千葉県君津市にある亀山湖を舞台にひたすら50cm超だけを狙う。取材最終日は前日よりも深い所に入釣。長竿を振り新たな展開を模索する吉田だったが……。
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（アイキャッチ画像提供：週刊へらニュース編集部 関口）
長竿を試してみる
7月23日（火）の取材最終日。この日も熱中症警戒アラートの発令予報が出て暑い日になりそうだった。
5時30分、亀山水産センターから10ft艇＆60ポンドマイエレキで出舟した吉田。まったくモジリがない川面台、サッタ下などをスルーして笹川筋を目指す。それにしてもなぜ本湖筋でこれほどモジリが出ないのか？ 魚がいないわけではないと思うのだが。
約20分後、小月橋をくぐり笹川筋に入る。ところが、見える範囲で前日よりもモジリが少ない。むしろ本湖筋と同様にないに等しい。
念のためどんどん付近まで舟を進めるも雰囲気はゼロ。たまに波紋をみせても、それらはすべてコイの仕業だ。
吉田康雄
「どうしましょうか」
どうしましょうと言われても決めるのはアナタでしょ。どこでも好きな所に入っていいよ。
吉田康雄
「でしたら長竿を振りたいので深い所に入ってみますね」
目指すは笹川筋（提供：週刊へらニュース編集部 関口）着舟したのは笹川筋で、言うなら下流に当たる右岸の第1流れ込みの手前、対岸には新クズレが見える位置。
吉田康雄
「ここなら水深がありそうなので長竿を振ってもコイ・マブナ地獄にならないかなと思って……」
長竿って、どのくらいを振るの？
吉田康雄
「まずは18尺チョウチンでやってみます」
それってもしかして昨日の教訓から？
吉田康雄
「はい。昨日は10尺チョウチンがもっともヘラ率が高かったのですが、それでも最大は44cm止まりでした。同じ釣りをしていても打開策にならないと思うので」
