聖骸布の年代に関する新たな発見と顔の再現

 トリノの聖骸布は、イエス・キリストの遺体を包んだとされる布として、数世紀にわたり議論の的となってきた。この14フィート(約4.3メートル)の亜麻布には、キリストの顔の輪郭が見えるとする者もいれば、偽造品だと一蹴する者もいる。しかし、イタリアの科学者たちが用いた新技術により、この布がキリストの時代にさかのぼる可能性が示唆された。

 この謎めいた聖遺物を再解釈し、「イエスの真の顔」を明らかにするため、最新のAI画像生成技術が用いられた。デイリー・エクスプレス紙は、最先端のAI画像生成サービス「Midjourney」を使用し、聖骸布の背後にある顔のシミュレーションを作成した。生成された画像は、長い髪とひげを持つキリストの姿を示しており、これは多くの古典的なキリスト描写に似ている。顔と体には傷や擦り傷が見られ、直前に処刑されたことを示唆している。

「トリノの聖骸布」からAIが復元した「イエス・キリストの顔」が公開
(画像=画像は「Express.co.uk」より,『TOCANA』より 引用)