ジリジリと次第に夏の暑さを感じる近ごろ。熱中症に気をつけなければならないだけでなく、暑さゆえ集中力が低下してしまったり、仕事の生産性にも影響を及ぼしてしまいます。

ある研究によると、室温22℃と30℃の環境で作業した場合、30℃の環境では生産性が約9%近くも低下したのだとか!

今後の猛暑に備えて改めて注目したいのが「湿度」。じつは湿度をうまく扱うことで、この暑い季節の快適度がグッと高められるんです!

暑さ指数は気温だけで判断できない

暑さの基準として、ニュースでは主に気温が報じられがちですが、私たちの体感に大きく関わるのが湿度。

熱中症リスクを判断する暑さ指数(WBGT)も気温だけでなく、「湿度」「日射・輻射」「風」をもとに算出されています。

下の画像は気温と湿度から簡易に熱中症リスクを推定できるチャート。同じ気温でも相対湿度によって熱中症リスクが大きく異なることが分かります。

体感温度を4℃下げるエアコンの使い方。ひと工夫するだけで熱中症対策&作業効率UP
(画像=Image: ダイキン工業、『Sirabee』より引用)