熱心な福音主義派教会に所属する信者がAIイエスに牧会してもらう。その信者がカトリック教会の教えをAIイエスから聞かされたとしても満足できるだろうか。AIイエスと懺悔室で激しい神学論争が展開されることにもなりかねない、等々の混乱が考えられる。

そこで当方はAIChatGPTにAIイエスについて質問した。

【質問】 AIイエスは新約聖書の知識に基づいている。聖書は新旧66巻から成り立っている。そして旧約と新約ではその内容が矛盾する箇所も少なくない。AIの立場はどうか。

【回答】(ChatGPT) 聖書における旧約と新約の間には、確かに内容や視点が異なる箇所が存在する。旧約聖書はユダヤ教の聖典であり、神との契約や律法が中心となっている。一方、新約聖書はキリスト教の基礎を成す書物であり、イエス・キリストの教えや生涯、そしてその弟子たちの活動が記されている。AIが新約聖書のみに基づいて回答を行う場合、旧約聖書の教えや背景についての理解が不十分になる可能性がある。また、旧約聖書の内容や文脈に基づいた質問に対して、十分な応答ができないか、あるいは新約聖書の視点に偏った応答をするリスクが出てくる。AIはプログラムされた情報とアルゴリズムに基づいて動作するため、どちらの視点が「正しい」かを判断することはできない。提供されたデータセットに基づいて応答を生成することが役割だ。このため、AIが旧約と新約の間で矛盾する箇所に直面した場合、データの偏りや限界によって一方的な回答をすることがある。それ故に、AIが宗教的な問題に関与する場合、異なる視点や解釈が存在することを認識し、それらを公平に扱うように設計されることが望ましい。特に、旧約と新約の間で矛盾や違いが生じる場合、AIがそれを明確に伝え、利用者が自己判断できるような情報を提供することが重要だ。AIは単なる情報提供者としてだけでなく、ユーザーが深く考えるきっかけを与えるツールとして機能することができる。