食欲が低下しがちな、じめじめしたこの時期は、さっぱりとしたものが欲しくなる。そんなときには珍しい料理が簡単に作れる商品がそろカルディに足を運んでみよう。今回は、暑くて食欲がない日にも手軽に食べることができるレモン麺三つを紹介。個性豊かな3種類の中から、ぜひ好みの味を見つけてみてほしい。
店員もおすすめ! レモンと青唐辛子が効いた「瀬戸内レモン塩ラーメン」
一つめは、お湯をそそぐだけで完成するという手軽さがうれしいカップラーメン。カルディの店頭でレモンの商品を眺めていたところ、「これが一番人気なんですよ~」と店員におすすめされたカルディオリジナルのイチオシの商品だ。
作り方は通常のカップラーメンと同じ。お湯をそそいで3分待つだけだ。調理前から具材がたっぷり入っていることが分かる。材料を見たところ、瀬戸内レモンの果汁が50%ということで、こだわりのレモンの味を期待できるのではないだろうか。
3分あたためた後、よくかき混ぜれば出来上がり。おいしそうな塩ラーメンの香りが漂うが、食べる前にはレモンの香りは感じられない。しかし、一口食べると一気に口の中がレモンの味わいでいっぱいに。麺だけでもレモンの味をしっかりと感じられた。
スープは、チキンをベースとしたやさしい味わい。そこにレモンのすっぱさと青唐辛子のピリ辛が効いている。薄めのスープは一見あっさりとしているようだが、しっかりと味がついており、濃い味好きの方も飽きずにいただくことができるのではないだろうか。
具材はキャベツ、味付き鶏肉そぼろ、味付き卵、赤ピーマン、ねぎ。肉の旨味や野菜のシャキシャキ感をきちんと感じられ、十分な存在感を発揮していた。具材が多いこその注意だが、筆者が食べた時は底にたまってしまっていたので、食べる前によくかき混ぜた方がいい。
最初はそんなに辛くないと思っていたが、食べ進めるにつれてじんわりと辛さが効いてきて、最後にはレモンの酸味と青唐辛子の辛味の相性の良さにすっかりハマってしまっていた。しっかりと味がついているが、チキンとレモンというさわやかな組み合わせなので、後にくる重さはなく、さっぱりといただくことができた。
肉も海鮮もトッピング次第で自分好みの料理ができる「瀬戸内レモン塩やきそば」
夏祭りの屋台のイメージからだろうか、筆者は夏になるとなんだか焼きそばが無性に食べたくなる。ということで続いては「瀬戸内レモン塩やきそば」。瀬戸内レモン果汁の酸味と隠し味のガーリックが効いた商品だ。今回はフライパンを使ったが、電子レンジでの調理も可能ということで、こちらも手軽に本格的な味を楽しむことができる。
今回は、具材を購入したのでフライパンで調理を行う。サラダ油を熱し、中火で具材に火が通るまでよく炒めた後に麺を追加。様子を見ながら水をまわしかけて麺をほぐす。ちなみに電子レンジでは耐熱皿に麺とサラダ油大さじ1杯を入れてラップをしてから2~2分30秒加熱、最後にソースをかけて混ぜれば出来上がりだ。
具材はキャベツと豚肉、玉ねぎを追加。炒めるのに5分ほど、麺を入れて2分ほど、最後にソースを入れて1分ほど炒め、合計8分ほどで完成。麺はもともと柔らかいので、そこまで水はかけなくても簡単にほぐれてくれた。ソースをかけた瞬間にガーリックとレモンの香りが鼻を駆け抜ける。
お皿に盛り付けて、こちらも別途購入したレモンとネギをトッピングすれば完成。具材をたっぷり入れることで見た目も華やかになり、来客時のご馳走としてもふるまえそうだ。湯気とともにレモンのいい香りがして食欲をそそる。
麺は芯のかたさが残りつつ、もちもちとした歯ごたえが心地よい。濃いめの塩焼きそばだが、レモンの味が口のなかをさっぱりとしてくれるので食べる手がすすみ、あっという間に完食していた。今回は豚肉を使用したが、エビや貝などの海鮮も合いそうだ。またオリーブオイルとの相性もいいはず。食べながらいろんな組み合わせが頭を駆け巡り、次の調理の楽しみに。それくらいさわやかで何にでも合う、万能なおいしさだった。麺のみなら電子レンジで簡単に完成するが、ぜひこちらは一手間かけてトッピングの楽しさもあわせて感じてほしい。