一度蓋を開けたペットボトル、いつまでに飲めばいいのか。医師に聞いてみると…。
![飲みかけのペットボトル、食中毒のリスクに愕然… 「夏の定番ドリンク」も要注意](https://cdn.moneytimes.jp/600/400/tuFlFojEBdToHEIMqLkSyKEXJOBzfOMi/e1719ca0-1aa7-4786-8c6b-c4eaa2d11183.jpg)
(画像=『Sirabee』より 引用)
暑くなり、ペットボトルが手放せない。一度口を付けたものの、飲みきれなかったペットボトルを「また飲むだろう…」と机に置きっぱなしにする──。
多くの人がやりがちだが、この行動には「危険」が潜んでいて…。
■「開栓すると雑菌が入る」
気温、湿度共に高くなるこの時期、肉や刺し身などは食中毒を気にすることだろう。なまもの同様、飲みかけのペットボトルにも注意しなければならない。
医学博士、循環内科専門医で、DIOクリニックを運営する、医療法人理事長の藤井崇博氏は、一度口を付けたペットボトルの危険性を指摘する。
「ペットボトルは一度開栓すると、中身が空気に触れ、雑菌などが入ります。口を付ければ、雑菌の量は増えます。特に、夏場の30~35℃の気温で、菌は最も活発になるため、増殖しやすいです」(藤井氏)。
蓋を開けたペットボトルは、放置すると菌の温床になるということだ。