同アプリの有効性について、スタンフォード大学の研究チームが第三者レビューを行った。これによると、ユーザーは「7種の深刻な感情」(抑うつ、不安、罪悪感あるいは恥辱、劣等感、孤独、絶望、怒り)を55から60%も削減できたと報告したとのことだ。
現在、App StoreおよびGoogle Playで入手可能で、対象年齢はそれぞれ17歳以上、18歳以上となっている。また、言語は英語のみで日本語を含め多言語は未対応。
アメリカの「メンタルヘルス・クライシス」解消をめざす
今回のシードラウンドは、Learn CapitalおよびTitleTownTechが主導したもので、Lux Venturesを含む5社のVCが追加参加。調達資金はアプリの開発継続と品質改善に使われる予定だ。
Learn Capitalの設立者兼マネージングパートナーであるRob Hutter氏は、「毎年アメリカの成人の5人に1人がメンタルヘルスに問題を抱える時代でありながら、セラピー費用が高額過ぎて多くの人が利用できずにいる」と現状の問題を指摘。
TitleTownTechのJill Enos氏も、「便利で費用対効果が高く、結果が出せるメンタルヘルスツールに対する需要はこれまでになく高まっており、AIを搭載したFeeling Greatは、そのニーズに強力に応える」とアプリの有効性を強調した。