ちなみに、この日釣れなかった人の仕掛けの共通点は、大型エギを2~3本。さらに、ブタの脂身などを巻いて、その上に集魚用のビニール袋や集寄をたくさんつけていた。船長も何度かアドバイスしたが最後まで同じ仕掛けを使っていた。
この釣りに精通しているベテランで、繊細な触りがわかる人なら、アピール度を上げてアタリを出すことも重要だが、初心者で慣れない人にとっては、大きな仕掛けはせっかくのアタリを逃してしてしまい、釣果に繋がらないことが多い。
私はコスパやロストでの環境への影響を考え、3号のタコエギや、2.5~3号のイカエギに15号程度のオモリを付けただけの軽量でシンプルな仕掛けで楽しんでいる。
タックル図(提供:週刊つりニュース関東版APC・奥野忠弘)
マダコの美味しい食べ方
持ち帰ったマダコはそのまま冷凍し、自然解凍してから塩もみすると、ヌメリがあっという間に取れて下処理が簡単。
刺し身はもちろん、煮付けや酢の物、唐揚げ、タコ飯にすれば家族にも大好評なこと間違いなし。
筆者も重量感を堪能した(提供:週刊つりニュース関東版APC・奥野忠弘)
<週刊つりニュース関東版APC・奥野忠弘/TSURINEWS編>
林遊船
林遊船(はやしゆうせん) >
都心からのアクセス抜群の江戸川放水路にある人気船宿です。名物である夏の手こぎボートによるハゼ釣りから、シーバスや青物を狙うルアー、初心者に人気のLTアジまで幅広く受け付けています。
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年8月9日号に掲載された記事を再編集したものになります。