「これはタコだ」と確信したので、しばらくラインのテンションを抜いて待ってみたり、強く引っ張ってみたりして様子をみたが、大型らしく掛かった腕だけがムニュムニュする感触はあるがそれ以上はビクともしない。
数分後、タコが張りつくのをやめたようで突然フッと軽くなり、巻き上げてみるとタコの大きな吸盤だけがハリにかかっていた。やはり大型の本命だったようだ。
直後に、宮森さんが500gの初ダコをキャッチ。「難しいと聞いていましたが、初挑戦であっという間に釣れてラッキーです」と嬉しそう。
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連続ヒットで盛り上がり
さらに、鮫島さんが2尾目をキャッチし、直後にシェイクしていた私のエギにもムニュっとした違和感が訪れた。しっかり抱くまで、そのまま10秒ほどエギを動かし続け、バシッと大きくアワセを入れて600gの良型をゲット。次投でもヒットしたが、残念ながらこれはバラしてしまった。
その後も船長は実績の高いポイントをランガン。活性のいいポイントに入った瞬間、まず初挑戦の内田さんに500g。阿部さんも同級を手に「頑張って小突き続けて釣れるとたまらないですね」と2人で大喜び。
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2kg級マダコをバラす
深場にキャストしたエギに2kgクラスの大型がヒット、慎重に巻き上げたが、フッキングが甘かったようで、船際まで来てタモ入れしようと思った瞬間、目の前でポロっと外れてしまいガッカリ。
このころから強風が吹きだし、ポイントはウネリが出て大荒れに。アタリを取りづらくなってしまった。それでもみんなで一生懸命に小突き続け、最後に私と鮫島さんが仲よく3尾目をゲットして、13時半に沖上がりとなった。
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