■人気配信者は「かかってこい」

スシロー、皿の上の恐ろしいミスに目を疑う 人気配信者は「偶然でしょうか…?」と驚愕
(画像=『Sirabee』より引用)

さて、ザンギの「逆ダブルラリアット」を見たストーム久保氏は、過去作『ストリートファイターII』時代に存在した「データ容量問題」を思い浮かべたようだ。

久保氏は「当時は使用可能なデータ容量にかなり制限があったので、1つの技のモーションを使い回して別の技に仕立てていました。ガイルが使う『リバーススピンキック』(以下、リバスピ)が有名でしょう。この技はただ単にガイルのしゃがみ強Kを反転させ、宙に浮かせただけです」と、例を挙げる。

そんな「容量の節約」を目的に生まれた技だが、リバスピは最新タイトル『スト6』にも登場する、ガイルの伝統技としての地位を確立しているのだ。

スシロー、皿の上の恐ろしいミスに目を疑う 人気配信者は「偶然でしょうか…?」と驚愕
(画像=『Sirabee』より引用)

こうした事実を踏まえ、久保氏は「リバスピの事例を考えると、ひょっとしたら今話題の『逆ダブルラリ』も、じつは案自体は生み出されていたものの、諸々の事情で実装されなかった…という可能性があるかもしれないと思いました」と、神妙な顔つきを見せる。

そして仮説をさらに推し進め、「そこから考察するに『逆ダブラリ』の形でピックを置いたスシロースタッフの正体は、歴史の闇に消えた幻の技を後世に残そうとした元CAPCOM社員なのではないでしょうか?」と、陰謀論にも似た大胆な説が飛び出したのだ。

なかなかツッコミどころの多い説だが、久保氏は「これが私が提唱する説です」「異論は10先でのみ受け付けます。かかってこい」と、ファイティングポーズを崩さない。