イチ抜けの医師会

もちろん、同様のことはWHOも言っています。

WHO、コロナワクチン接種勧告を改定 健康な子どもは必ずしも必要なし

世界でももう殆ど接種されていないワクチンです。

Our World in Dataより

ですのでこの発言はごく当然なのですが…

一方で厚労省や小児科学会は未だに小児にも推奨しています。

厚生労働省サイトより

「日本小児科学会としての推奨は変わらず、生後6か月~17歳のすべての小児に新型コロナワクチン接種(初回シリーズおよび適切な時期の追加接種)を推奨します」

(小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方(2023.6追補)公益社団法人 日本小児科学会)

このように、厚労省も小児科学会も現時点では「子供にもコロナワクチン接種を推奨」の方針を変えていません。

もちろん、接種するかしないかはそもそも個人の判断で自由なのですが、各団体で推奨する・しないが分かれると、国民の皆さんは判断が難しくなるでしょうね。

しかし、これまでメディア・行政・医療がスクラム組んで推進してきたワクチン事業…

なんとファーストペンギンでイチ抜けしたのが、あの日本医師会とは驚きです。

ワクチン被害にも言及

注目すべきは、

「ワクチン接種後に体調を崩した人への対応が非常に重要だ。審査が遅れているのではないかという指摘もあり、医師会としても力を尽くしたい」

と、ワクチン被害にも言及しているところです。

これまで、医師会としては、

「ワクチン副反応はあるものの、軽微なものが殆どで、接種するメリットのほうが大きい」

というような論調で語ることが多かったのですが、今回はきちんとワクチン被害のこと、そして審査などの対応の遅れにも言及しています。

「審査」というのは厚生労働省の「予防接種健康被害救済制度」における審査などを指しているわけですが…

つまりこれは、医師会から厚労省へのダメ出しですね。

「厚労省はもっと迅速にワクチン被害に向き合って下さい」

と言っているわけですから、こちらも大きな変化と言えるでしょう。

日本医師会という組織は、基本的に開業医の先生たちが多く所属している組織ですので、現場の医師からの「ワクチンへの懸念」の声が多く集まったのかもしれません。

9月からのワクチン接種事業は?

さあ、いよいよ再来月の9月から、

5歳以上の全ての人へのコロナワクチン接種が再開

となります。

いまのところこの方針に変化はないようですが、あの日本医師会が、まるで反旗を翻すように、

高齢者・基礎疾患のある人以外は積極的に接種を推奨しない

と言いだしたわけです。

統計データでは、ワクチン接種開始から日本人の死亡数が増えてしまっています。

しかも、この死亡数増加はワクチン接種の時期に連動しています。

MedicalFacts.infoより

日本医師会の「イチ抜け大転換」の裏には、こうした統計データの存在もあったかもしれません。

さあ、日本のワクチン接種は、今後どうなるのでしょうか?

厚労省や各学会は今頃大騒ぎかもしれませんね。

あ、これまで政府・医師会と一緒にワクチン接種推進躍起になっていた「コビナビ」の動きにも注目したいところです。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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