ツーリング先の駐車場でカスタムバイクを見たことなどをきっかけとして、バイクのフェンダーレス化に興味が沸いた人も多いでしょう。

本記事ではスポーツバイクの定番カスタム、バイクのフェンダーレス化の魅力や注意点などについて、くわしく解説していきます。

フェンダーレスとは、後部の泥除けを外すカスタムのこと

フェンダーレスとは、リアタイヤの泥除けを外すカスタムのことを言います。

フェンダーレス仕様にすると、リアタイヤがむき出しとなり、カッコよくなります。

ただ、フェンダーレス=「カッコいい」の理論はすべてのライダーに当てはまらず、バイクとの相性や個人の趣向によっては、よい結果にならない可能性もあります。

例えば、スポーツバイクはモトGPなどの市販バイクにないレース用バイクの外観に近いなどの理由で、フェンダーレスが似合うと考える人が多いでしょう。

一方、旧車などの場合は、フェンダー自体がバイクの重要なパーツとして長年認識されており、フェンダーレス化が受け入れられない人も一定数存在します。

また前後タイヤにフェンダーが装備されていることには、きちんとした理由があります。

フェンダーレス化でメリットを得る代わりに、本来の機能を失うなどのデメリットも生じるわけです。

フェンダーレス化の魅力とは

フェンダーレス化の魅力とは、なんと言ってもバイクの外観が良く見えることです。

フェンダーレス化すると、スポーツバイクのリアタイヤは剥き出しとなり、特に大型スポーツバイクなどのリアタイヤは大きなタイヤのサイズ感がさらに強調されます。

せっかくカスタムしたタイヤをもっと見せたい人にはピッタリのカスタムであり、インスタグラムなどのSNSでも「いいね」をもらいやすくなり、カスタムを楽しめるでしょう。

また、バイクの全長が実際の長さよりもキュッと引き締まり、スタイリッシュに見える効果があり、大きめのタンク・コンパクトな車体・カスタムマフラーなどとのコントラストで、フェンダーレス化したリア周りは大きなインパクトを与えます。