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プリーの行き方
スーリヤ寺院

プリーの行き方

飛行機で行く
プリー・コナーラクは空港がないので、ブバネシュワールまで飛行機できてから車で移動します。

電車で行く
コルカタからコナーラクまでアクセスのいい電車がないため、交通はブバネシュワールから車が快適で最も早いです。ブバネシュワールの駅から約2時間30分です。

斬新!東インドのゴールデントライアングル〈プリー・ブバネシュワール・コナーラク〉
(画像=『たびこふれ』より 引用)

オリッサ州はインドの中でも特に寺院の多い州ですが、プリー県は非常に多くの寺院が存在します。そのうちの一つがコナーラク(Konarak)です。プーリー県は東のベンガル湾沿いにある県です。紀元前3世紀から寺院などがある一方で11世紀ごろから侵略を繰り返されている場所でもあります。

空港にあったサンドアートはプリーのビーチで行われているのが有名です。プリーの観光シーズンは11月から2月。海沿いのプリーは冬もあたたかく3月から5月は暑いですがカラッとしています。その年によって異なります。年間の最低気温は約20度と冬場は穏やかにすごせます。

スーリヤ寺院

斬新!東インドのゴールデントライアングル〈プリー・ブバネシュワール・コナーラク〉
(画像=『たびこふれ』より 引用)

プリーの有名な観光スポットといえば、コナーラクのスーリヤ寺院とプリーのジャガンナート寺院でしょう。

スーリヤ寺院はインドに行く人なら誰でもみたことがある「10ルピー紙幣」に描かれている世界遺産です。インドの世界遺産というとタージマハルばかり取りあげられますが、その美しさと歴史ではスーリヤ寺院も負けてはいません。

スーリヤ寺院はリンガラジャ寺院と同じカリンガ建築で作られています。その装飾は独特で1000年前のもとは思えないほど美しいままで保存されています。その規模にも驚くばかりです。

斬新!東インドのゴールデントライアングル〈プリー・ブバネシュワール・コナーラク〉
(画像=『たびこふれ』より 引用)

世界遺産に無邪気に座って楽しむみなさん。これはインドでよくあることですが、世界遺産とはいえ気軽に触れてしまえるのがインドの世界遺産。こんな体験も日本ではなかなかできません。

敷地は全部で約10ha。東京ドーム2つ分の広さです。寺院を中心にぐるりと外壁が取り囲み、関連寺院と60mの塔がたっていた跡地が残っています。13世紀の電気もなかった時代にここまで石を運び彫刻を施すのは尋常ではありません。

斬新!東インドのゴールデントライアングル〈プリー・ブバネシュワール・コナーラク〉
(画像=『たびこふれ』より 引用)

この神殿の名前である「スーリヤ」はサンスクリット語で太陽を表しています。神話の「ヴェーダ」にでてくるスーリヤ神の馬車の形をした神殿で、寺院を囲む外壁に大きな装飾された直径3m以上の車輪が24ついています。

まるで建物が1つの馬車のような形になっているのも特徴で、今にも動き出しそうな馬の彫刻も生き生きとしています。

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

当時の王ナラシンハデーバ一世がイスラム教との戦争に勝った記念に建てられたともいわれています。このデザインといい、まるで映画のセットのようです。当時のロマンや石材がどうやって運ばれてきたのか、など思いをはせると時間を忘れてしまいます。

  • スーリヤ寺院 
  • 住所:Konark, コナーラク Odisha 752111 インド
  • 開門時間:6時~20時
  • 入場料:600ルピー

敷地内には売店がないため、水や日傘の準備をして日差しが強い時は注意しましょう。