1,000万円貯蓄できる人は利用頻度が低いクレジットカードを持つことをやめています。
そもそも、クレジットカードを多数所持することには次のデメリットがあります
- 使わないクレジットカードの年会費が無駄になる
- 支払日や支払金額の管理が難しくなり支払遅延等のリスクが増える
- 使うカードを分散するとポイントがたまりにくい
1,000万円を貯蓄できる人はそれをよく承知しており、年会費無料でも利用頻度が低ければ解約します。
また、使うカードを最小限に絞ってポイントを上手に貯め、支払い管理をきっちり行いながら支出をコントロールしています。
逆に、絶対にやっていたことは?
1,000万円貯めた人が絶対にやっていたことは収支の把握です。家計簿をしっかりつけ、不明瞭な支出を減らします。また、使いすぎたと感じる項目については、次の月は使いすぎないように、行動を変えていました。
そして、ほとんどの人が投資もしています。ここ数年は日経平均やS&Pなどの指数が好調に推移していますが、インデックス型の投資信託を毎月定額で積み立てるだけで、銀行預金より利益を得られる状況でした。
投資は大金がないとできないイメージがあるかもしれませんが、つみたて投資なら月1,000円からできます。
2024年からは新NISA制度が始まり、つみたて投資枠と成長投資枠が併用できるなど、メリットも大きくなっていますので、ぜひ始めてみてはいかがでしょうか?
文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー)
新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。転職・結婚・出産を経て一時は専業主婦になったが、自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在はファイナンシャルプランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。