こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

衆議院では連日、予算委員会の審議が続いていますが、自民党の集団無責任体質には呆れ返るばかりです。間違いなく、私が国会議員になってから一番酷いものだと断言します。

財務大臣は裏金議員たちの脱税疑惑を問われ、「納税は各議員が判断するべきだ」と答弁。

言うまでもなく確定申告のこのシーズン、国民の皆さまは義務として納税し、不記載などミスや不正があれば国税庁に厳しくチェックされます。

翻って政治家・国会議員にとって、手元にある金銭が政治資金なのか、納税義務のある所得なのか。

確かに平時であれば各議員が判断して申告することなのかもしれませんが、今は意図的・組織的に裏金づくりをしていたことを100名近い議員が認めているわけです。

そんな議員たちの「自己申告」が信用できるわけがなく、全員を対象として即刻、税務調査に入るべきです。

国民は義務、国会議員は(疑惑が明らかなのに)自己判断でOK。そんなものは議員特権という他なく、このようなことを認めていたら民主主義社会の根幹が崩壊するでしょう。