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2021年8月には初の逮捕者が!
【まとめ】物理的なセキュリティが必須!手間はかかるが最も有効

2021年8月には初の逮捕者が!

2021年8月31日、兵庫、埼玉、千葉の3県警がCANインベーダーによる窃盗の疑いで男5人を逮捕や書類送検するなどしたことを発表しました。

これはCANインベーダー盗難の初となる逮捕者で、犯人からは犯行で使用したとみられる特殊機器が押収されたといいます。その機械の画像も公開されており、形状はモバイルバッテリーそのもの。一見盗難に用いるものだとは気づけないほどでした。

被害に遭ったのはレクサス車85台やトヨタ アルファード25台、トラック車種など計195台で、先程狙われやすい車種として紹介した高級車が多くを占めています。また、車両以外に部品や空き巣なども含めると、被害総額は約10億3千万円に上るとのこと。

【まとめ】物理的なセキュリティが必須!手間はかかるが最も有効

【愛車が狙われてるかも?】CANインベーダーとは?仕組みと対策方法を解説
(画像=©moonrise/stock.adobe.com,『MOBY』より 引用)

記事内でも述べたとおり、犯行にスマートキーの電波が必要だったリレーアタックやコードグラバーなどと比べ、CANインベーダーを防ぐのは非常に困難。

仮に車内に入られてもいいように、ハンドルロックやタイヤロックなど物理的なセキュリティを講じる必要があるでしょう。また、車内に貴重品を置きっぱなしにしないことも重要。

高級車が狙われやすいという傾向があるので、そういった車を所有している方は自宅に柵やガレージを設置するなど、そういった方面にもお金をかけたほうがよいでしょう。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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