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2024/08/13
【星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル】8月10日「苔の日」に、苔を通して地域の観光を支えてきた事業者の取り組みを、地元の中学生が体験し、奥入瀬渓流の自然について学びました
苔の世界をとことん表現した「おいらせコケバス」試乗
本イベント開催日には、コケの世界をとことん表現した「おいらせコケバス」が誕生しました。生徒たちは、その記念にテープカットを行ったあと、本物のコケを約10倍の大きさに拡大プリントした、ユニークなデザインの車体を楽しんだり、車内に施された「ホウオウゴケ」をイメージしたウォールに触れ、苔のユニークな世界を堪能しました。
苔のミクロな世界を楽しむネイチャーツアー「コケさんぽ」に参加
「おいらせコケバス」のユニークなデザインを楽しんだあとは、奥入瀬渓流に出かけました。生徒たちは、おいけんのネイチャーガイドの案内のもと、大きな岩や倒木など、奥入瀬渓流の至る所に生えているコケを、ルーペを通じてじっくりと観察する「コケさんぽ」を楽しみました。生徒たちが苔観察を行ったのは、奥入瀬渓流の名所である「雲井の滝」と「白銀の流れ」です。触れると独特の匂いがしたり、よく見ると透明な色をしていたりするコケのユニークな生態を熱心に学びました。
奥入瀬渓流の景色をモチーフにしたクラフト体験「こけ玉作り体験」
「コケさんぽ」に参加したあとは、奥入瀬モスボール工房のレクチャーのもと、「こけ玉作り体験」を行いました。これは、渓流に点在する苔むした岩をイメージして小さな奥入瀬を表現するコンテンツです。生徒たちは「コケさんぽ」で観察した、岩の上に生息する苔の様子や、そこから生える木々の特徴を話し合いながら、それぞれのこけ玉を作りました。
協力
・NPO法人奥入瀬自然観光資源研究会(おいけん)
おいけんでは、2011年より2年間にわたり、日本の苔の専門家トップ10人を奥入瀬渓流に招き、調査と研究会を実施してきました。現在は、モニタリング調査、出版事業、ガイドツアー(株式会社ESARIO)、ガイド養成を行っています。
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