■かばんの中にマスクを

かばんにマスクを携帯している40代女性は、「マスクをつける機会が減ったのですが、病院などでは着用を求められることがあります。そんなときに手元にマスクがないと困ってしまうので、念のためにずっとかばんのなかにマスクを入れて携帯しているんです。新型コロナの流行がなければ、持ち歩かなかったでしょうね」と話す。

実際に使う場面もあったようで、「先日、電車の中で、咳が止まらなくなったんです。水を飲んでいるときに誤って気管に入ったのが原因だったのですが、周囲の人にはそんなことはわかりません。咳をしている人が近くにいると嫌な気持ちになると思ったので、あわててかばんの中のマスクを着用しました」と続けた。