バイクの走行前に前後タイヤを手で押してみるなどで、日頃からタイヤの空気圧の感覚をつかんでおくと、空気が異常に抜けている状態などもすぐに気付くことができます。

走行前・ツーリング途中などもタイヤの目視と合わせて、タイヤの空気圧は定期的にチェックしましょう。

DIYの登竜門「オイル&フィルター交換」

オイル&フィルタ―交換の手順は次のとおりです。

  1. バイクを始動・暖機運転でオイルを温める
  2. オイルのドレンボルトを外し、古いオイルを抜く
  3. 抜き終わったらドレンボルト・ワッシャーを締める
  4. オイルフィルター交換の場合は、フィルターカートリッジを使い交換する
  5. 交換オイルを注入する
  6. バイクを正立させオイルレベルゲージの小窓でオイル規定量をチェックする
  7. オイルキャップを締める
  8. エンジンを始動し、オイル漏れなど異常がないかをチェックする

オイル交換2回に1回の頻度(オイルフィルター交換のタイミング)で、手順2のあとに「フラッシングオイル」を入れて、廃油が残ったエンジンを洗浄するのもオススメです。

エンジンを「フラッシングオイル」でキレイにした後にオイル交換&オイルフィルター交換をすると、エンジンなどの機関向上・エンジン寿命の延長につながるでしょう。

意外と簡単な「チェーンの清掃&注油」

チェーンの清掃&注油の手順は次のとおりです。

  1. チェーン専用クリーナーを吹き付ける
  2. チェーン用ブラシなどでゴシゴシみがく

みがく時は、チェーンのOリングを傷つけない程度にみがきましょう。

  1. ウエス orペーパーウエスなどで汚れを拭き取る
  2. バイクを前後させて、1~3をくり返し未清掃チェーン部分を清掃する
  3. チェーン専用オイルを吹き付ける

作業は手袋をつけておこない、決して塗りすぎないように心がけることがポイント。塗りすぎたオイルがタイヤやブレーキディスクにかかってしまうと重大な事故を招くこともあるため、かからないように注意する必要があります。

数年おきに必要な「バッテリー交換」