――日本のサッカースクールとなると、どうしても日本語限定になりやすいでしょうから、外国語にも対応しているというのは、凄いですね。日本人のお子さん達は、日本人学校とインターナショナルスクール、どちらのお子さんが多いのでしょうか?

朴:だいたい8割以上が日本人学校で、インターナショナルスクールに通っている子は2割弱です。

よく整備された人工芝のピッチで練習!

――いま、スクンビットSoi71の練習場でインタビューさせて頂いていますが、人工芝ピッチで屋根も付いて、とても良い練習環境ですね。

朴:日本ではまだ砂ぼこりの立つピッチで練習しているチームも少なくないでしょう。でも、バンコクには土のピッチはありません。そもそも、日本以外で土のピッチを見たことがありません。また、南国で急に雨が降ることも多いですから、屋根も重要です。屋根は雨を避けるだけでなく、紫外線を避けるためにも有効です。

――ウェブサイトを見ると、練習場はここだけでなく、他にもありますね。

朴:スクンビットSoi31のオーストラリアンインターナショナルスクールも練習場として借りています。そこも、人工芝ピッチの屋根付きピッチで、快適に練習できる環境です。

よく整備されたピッチで練習する子供たち

セレッソカップで、タイの少年サッカーチームと対戦!

――タイのサッカーの実情はどうなのでしょうか?

朴:サッカーはタイ国内で人気のスポーツです。タイ代表は、まだW杯本戦に出たことがありませんが、急速にレベルが上がってきています。日本は、Jリーグができてから30年で急速に強くなっていますから、タイを含めたアジア諸国は日本のサッカーに学ぼうという機運が強いです。

――セレッソ大阪バンコク校の子供たちは、どのような大会に出場していますか?

朴:セレッソカップという大会を年2回(8月、2月)に開催して、U14、U12、U10向けの大会を実施しています。セレッソ大阪バンコク校は各年代に1チームずつ出し、タイのチームを各年代9チーム招き、各年代10チームずつで対戦しています。