海外のインターナショナルスクール・現地校に通って英語で勉強していると、今度は、日本語を使う機会が貴重になります。たとえば、スポーツなどの課外活動で日本語を使うのも良いでしょう。

そこで、バンコクにあるサッカースクール、セレッソ大阪バンコク校の朴代表コーチに話を聞いてみました。(インタビュー日:2024年7月15日)

Jリーグのセレッソ大阪が、バンコクでスクールを運営!

――セレッソ大阪バンコク校は、Jリーグのセレッソ大阪が運営されているのでしょうか?

朴代表コーチ(以下、敬称略):はい、セレッソ大阪バンコク校は、2018年1月から、Jリーグのセレッソ大阪が運営しており、セレッソ大阪からコーチが派遣されています。私は、その4代目です。

――Jリーグチームが海外にサッカースクールを持つのは、珍しいのではないでしょうか?

朴:本校のほかには、アルビレックス新潟シンガポールと川崎フロンターレベトナムがありますが、多くはないと思います。

――セレッソ大阪バンコク校の強みはどこでしょうか?

朴:日本と同じ指導を提供できる部分です。また、セレッソ大阪トップチームとの交流会、セレッソ大阪所属の香川真司選手によるフットボールクリニックなども実施しています。

香川真司選手によるフットボールクリニック

セレッソ大阪バンコク校の目指すもの!

――セレッソ大阪バンコク校には、何人くらいのお子さんが所属していますか?

朴:4歳(幼稚園年中)から15歳(中学3年)まで、255人が所属しています。週2回来ている子を2人というように延べ人数で考えると週340人です。

――所属しているお子さんは、みな日本人でしょうか?

朴:255人のうち、日本人が約230人、日本人以外が約25人です。

――日本語の話せる外国人限定でしょうか?

朴:外国人の子たちは、みな日本語は出来ません。セレッソ大阪バンコク校は、日本語以外に、英語、韓国語、中国語で教えられるので、日本語を話せない子も歓迎です。