ビジネス
2024/08/10
株式会社電力シェアリングは、スマートフォンアプリで簡単にEV充電の再エネ化(ゼロドラ)を可能にするサービスの提供を開始します。
ゼロドラアプリ(アドバンス版)のイメージ
販売実績
このスマフォ・アプリサービスは、当社がEVユーザー様に直接に提供するほか、既にモビリティー・物流企業の企業にもSaaS提供しており、EVカーシェア向けの予約システムを提供しているZenmov株式会社様など複数の企業様にご活用いただいています。
用いる環境価値
ゼロドラ化サービスは既に市場化されていますが、その多くは、Jクレジットなどの過年度に生成されたオフセット証書を引き当てるものです。この手法だと、時間と地域のミスマッチが発生してしまい、夜には本当の再エネ電力が不足する一方、昼には余剰となった太陽光発電の出力を停止するなどの一因となっています。
当社のサービスでも、まずはオフセット証書の引き当てでゼロドラ化しますが、令和7年度には、システムを高度化して、リアルタイムに生成された再エネ価値(タイムスタンプ付き環境証書)を引き当てることで地域再エネの同時同量を実現するよう、アプリ・サービスをアップデートしてまいります。令和7年度には、遠隔・自動・リアルタイムの再エネ価値の引き当てが可能なアドバンス版取引(ゼロドラ化)アプリをリリースする予定です。
国連:24/7 Carbon Free Energy Compact
電力シェアリングは、24時間365日、100%リアルタイムの再エネ電力需給の実現に向けて、国連の主導する24/7 Carbon Free Energy Compactに2023年に加盟しています。当社では、この手法をベースに、独自の特許技術(国際特許出願中)を用いて、リスクを最小化した円滑な再エネ取引の実現を目指した実験をデコ活の一環として環境省ナッジ実証事業で実施しています。
今回のサービスは、EVユーザーが、スマフォのアプリを用いて、再エネ価値をリアルタイムで簡単に購買して、ゼロドラ化を実現する行動変容を促す社会実証実験として実施するものです。
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