60年弱の時を経て蘇る、竹肌に真紅をまとった清流竿の限定コレクション
Back to the 70's
WAZAO-IPPONは1960〜70年代のデッドストック和竿を再構築し、販売開始する。熟練のロッドビルダーの手入れにより数十年の時を経て息を吹き返した竹竿は、控えめにいってかなりDopeだ。昭和の風に吹かれた竹をその手に握り、令和の逆風に反骨精神を持って立ち向かっていってほしい。
そんなことから、初回リリースとなる今回のテーマは「レジスタンス」に決めた。なにかと閉塞感のあるこの時代に、誰よりも自由でありたいと願うあなた、そして僕たちに送る。なお、featureするのはのべ竿だ。 ※和竿の世界では継ぎの無い一本ものの竿をのべ竿と呼ぶが、昨今の商慣習に照らして便宜上のべ竿と呼称する。
のべ竿の釣りは、魚の引きを最もダイレクトに感じることができる釣りの一つである。マトリョーシカのようにしまい込まれた複数本に分かれるパーツを繋ぎ合わせ一本の竿にすれば、あなたの五感は糸と竹のみを通して外界(True Nature)と接続される。使いようによっては様々なシーンに対応できるポテンシャルを感じさせ、竹竿の性質を学ぶにあたっても最適なプロダクトなのではないか。魚と水の流れのレジスタンス、そしてあなたのレジスタンス。それらが重なり合い、時には反発し、やがてグルーヴとなって世の中を変えるのかもしれない。
マトリョーシカのような入れ子構造
複数本のグルーヴをつなぎ合わせれば、1本の竿となる
IPPON DEADSTOCK 70's / SEIRYU 24SS(これが商品シリーズ名)
WAZAO-IPPON 2024 SUMMER COLLECTION第一弾「レジスタンス」では、竹肌に真紅をまとった清流竿をセレクション。期間限定で販売。竹竿を知り、身近な自然環境を釣りのフィールドに変えるための一本。