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主なユースケースは海賊行為対策、ブランド保護、データ侵害の防止、デジタルリスク監視、ダークウェブ対策、セキュリティインテリジェンス、クラウドセキュリティサービス、詐欺対策、脅威への対応など。

ブランド保護では、ブランドを不正使用、評判リスク、著作権侵害、知的財産(IP)違反から保護し、収益の損失、ブランドのダメージ、顧客の信頼の喪失を最小限に抑える。

データ侵害の防止では知的財産、機密文書、顧客データ、従業員データなどの機密データの漏洩を特定。インフラストラクチャまたはクラウドでのデータ侵害のリスクを防止する。

詐欺対策として、企業を狙う詐欺師やサイバー犯罪者の最新のツール、戦術、手順を把握することも可能。アプリやサービスでResecurityのSDKとREST APIを使用して、詐欺対策を強化できる。

なお、現時点で成功しているアプリケーションは詐欺防止、ソーシャルメディア分析、地理空間の強化などだ。

Context AIは現在、8つの政府で使用されている。国家安全保障、諜報、法執行機関の活動を加速するために実装されたという。今後Resecurityは、Context AIを継続的に強化し、顧客や業界パートナー、同業他社と協力して、新たな成功ユースケースとアプリケーションを構築していく方針だ。

(文・Haruka Isobe)