ホテルでしっかりと屋内駐輪場がある場合や駐輪場所が近い時はまだいいが、一番怖いのが少し離れた場所や外部からよく見える安全とはいえない駐輪場を停車位置として指示された時。置くしかないので「なにかあったらしかたがない……」と今まで思っていたが、デバイスがあることで本気の安心感を手に入れられた。
検知感度をチェックしてみた
「Low/Middle/High」の3つの検知感度が設定されているが、実際どれくらい反応が違うのかチェックしてみた。
「High」の場合、少し強めの風(5m以内)では誤検知はなかったが、スマホホルダーからそっとスマホを外そうとしたらすぐさま反応した。「Middle」「Low」の場合、スマホホルダーでは反応しなかったが、ハンドルを回そうとした瞬間反応した。おそらくもともとロードバイク(スポーツ自転車)が対象だったので、重量のあるバイクだと「Middle」と「Low」の確固たる差はわかりづらかった。
が! おもしろいことにどんなにそっと開けようとしても、デバイスを入れている車載工具入れを開けようとすると、どのモードでも即座に異常を検知した。
デバイスの設置場所やバイクの重心位置でも差はあるだろうが、筆者的に自分のバイクは「Middle」が一番誤検知がない&しっかり異常検知はしてくれると判断した。
万が一盗難にあった時は……
異常検知があった場合、すぐにスマホに通知が届く。今回のように実験でわざと鳴らしたり、ロック解除を忘れた場合や風のせいだったりした場合は、誤検知ボタンを押せばOK。
もし、最悪の事態が起こってしまっていたら「情報を登録」ボタンを押して、速やかにガイドに従って盗難届を提出しよう。ガイドにはSNSを活用した情報収集のやり方だけでなく、デバイスが通知しつづけるGPS追跡で得た「最新の位置情報」を自分のSNSで投稿できるように提供してくれる機能もついている。