1987年にヨシムラ初のコンプリートマシンとして登場した「TORNADO 1200 Bonneville」。
このマシンは「究極のバイク」の答えの一つとして、TT-F1で培ったチューニングのノウハウをフル投入して製作されました。
装着されていた手曲Bonnevilleチタンマフラーは後に市販化。当時のストリート向けマフラーとしてはまだ珍しいチタンを採用していました。ヨシムラ伝統の手曲による優雅な曲線を描くエキゾーストパイプに組み合わされるDuplex構造(※)によりマシンのパフォーマンスを飛躍的に向上させていました。

2010年には当時のスペックを再現しマフラーを限定生産で復刻。受注期間の1か月間で予想を上回る注文が殺到し大きな人気を集めました。

そして今再び、当時のスペックを継承しながら進化を遂げて復刻しました。

品質
一本一本手曲職人により生み出されるオールハンドメイドの手曲サイクロンには、パイプの曲げ、切断、溶接に至るまで全ての製造工程に、ヨシムラの持つノウハウが注ぎ込まれています。

デザイン
熟練職人が仕上げる優雅な手曲げのラインが独特のボリューム感を生み出します。エキゾーストパイプ・マフラーのパイプレイアウトはバンク角確保を考慮し設計されており、GSX-Rのコーナリング性能を活かした走りが可能です。

サウンド
φ100-400mmのアルミカバーにチタン製パンチングを採用したストレート構造のサイレンサーは唯一無二のヨシムラエキゾーストサウンドを奏でます。

Duplex構造(※)
エキゾーストパイプに設けられた円筒状のサブチャンバーが1番と2番・3番と4番のエキゾーストパイプを結ぶことで排気の位相を調整。排気脈動を整えることで充填効率の向上とトルク特性を最適化します。