広告ブロック機能では邪魔な広告を削除し、マルウェアのリスクを軽減。ページの読み込み速度を改善し、データ使用量を削減する。
迷惑なリダイレクトをブロックして目的のページにスムーズに移動したり、パスコードや生体認証を使用して、個々のタブやアプリ自体をロックダウンしたりすることも可能。ロックされたプライベートタブ機能により、閲覧履歴を残さずにWebサイトを閲覧できる。
送信された「プライバシーレポート」を取得すれば、ユーザーはブロックした広告、トラッカー、ポップアップの数を把握できる。そのほか仮想通貨やWeb3に対応している点や、ChatGPTを搭載した 「プライベートAIアシスタント」を提供しているのもポイントだ。プライバシー保護機能を備えたアプリの構築時間を削減
Alohaはプライバシーを侵害する可能性のあるオープンソース要素は一切使用していない。レンダリングや JavaScriptエンジンなど、使用するオープンソース要素については、Alohaの開発チームが毎日安全性を検証し、トラッカーがないことを確認している。今回、一般公開されたAlohaのコアコードはWindows、macOS、iOS、Androidに対応。現在、企業向けソリューションや消費者向け製品の開発者に提供されている。
Aloha Browserの創設者Andrew Frost Moroz氏は、Alohaのコアコードによって、開発者がプライバシー保護機能を備えたアプリ構築にかかる数百時間を節約できることを嬉しく思っているとコメント。今後、さらに多くのコードをオープンソースとして公開する予定だ。