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ヤクザに多いナンバーとは?
ヤクザは車をどうやって買うの?
ヤクザに多いナンバーとは?
「1111」や「7777」などのゾロ目や「1」といった定番の人気ナンバーのほか、「9」や「900」「9000」などの花札賭博のオイチョカブで最強の数字となる「9」にまつわる数字です。こうした数字は、もともと博打打ちだった彼ららしいこだわりと言えるでしょう。
末広がりを意味する「80-08」もヤクザに人気となっています。しかし、前述のナンバーを選ぶのはヤクザではない一般市民も多いことを補足しておきます。
ときどき「893」や「5910」などの語呂合わせのナンバープレートを見かけることがありますが、こうした露骨な番号をつけるのはヤクザ気取りのチンピラ(杯を受けているかどうかも怪しい)がほとんどで、それなりの地位にあるヤクザが選ぶことはないようです。
希望番号制がスタートし、好みのナンバープレートの数字が選べるようになって久しいですが、これらの番号は無用なトラブルを避ける意味でもつけないほうが得策のようです。
ヤクザは車をどうやって買うの?
暴力団排除条例の制定後、ヤクザは本人名義で車を購入できなくなりました。暴力団排除条例では、みかじめ料の要求や示談への介入のほかに、利益供与等が禁止されたためヤクザは本人名義で車を購入できません。
ただし、本人名義でディーラーや中古車販売店では購入できないものの、車を入手する方法があります。たとえば、ヤクザの下っ端は「飛ばし」といわれる方法で車を購入しているようです。
飛ばしとは、ローン残債がある状態で第三者から車を購入することです。他人の名義でローンを組むことは犯罪に該当するものの、10日〜20日程度で釈放されるため、飛ばしで車を購入するケースは珍しくありません。
また、免許証を確認しただけでは、購入者がヤクザかどうか一般市民には判断できません。ヤクザは基本的に無職扱いになるため、ローンの審査には通らないものの、まとまったお金を保有しているヤクザの上層部は車を現金一括で購入できます。
ヤクザは本人名義で購入できないとはいえ、何らかの方法で車を入手していることを把握しておきましょう。