■深沢は「開幕から一軍で…」

本人も「マウンドの上がったらあまり緊張するタイプではないですね。数字だけで抑えられるものではないので、対バッターの反応や自分の感覚を大事にしています」と涼しげに自己分析。

昨年もファームながらローテーションを守り続け、終盤には一軍昇格のチャンスがあったがチーム事情で見送りになったこともあり「去年から一軍で投げたい気持ちはあったのですけれども、結果投げられなかったので…今年こそしっかり開幕から一軍でどんどん行って、ローテーションを守りたい」と言葉に力を込めた。

高卒ピッチャーが規定投球回数に達したのは、2013年の三浦現監督を最後に出てきていない。目指す「大貫(晋一)さんと平良(拳太郎)さんのいいとこ取り」のスタイルを確立させ、新しい時代を作る1番手として、深沢がその壁を破っていく。