突然発生した恐ろしい事故により、従業員1名が命を落としてしまった。働く人たちの安全を守るための対策に、不備はなかったのか。工場側の反応も含め、タイのメディア『Thaiger』などが伝えている。
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■いきなりの大惨事
3月27日、タイ・チョンブリー県にある工場で働いていた男性従業員Aさんが、悲劇に見舞われた。いつものように作業を進めていたAさんが体をかがめたところに、ロボットアームが上から直撃して挟まれてしまったのだ。
このとき職場には別の作業員がいたが、すぐには事故発生に気づかず仕事を続行していた。その後ほどなくして関係者が事故に気づき、ただちに通報。駆けつけた救急隊が救い出し病院に搬送したが、Aさんは助からなかった。