■父親が真相を告白
友人らから情報を得た警察は、すぐに遺体の捜索を開始。12月18日の晩には、男の自宅から約50メートル離れた場所にある農業用のため池で、腐敗した遺体を発見し回収した。
遺体はココナッツの葉で覆われていたが、頭蓋骨は見当たらない。警察は近くにため池の水をすべて抜き、隅々まで確認して頭蓋骨の発見を急ぐという。
■「幽霊に取り憑かれた」と供述
警察に身柄を確保された男は「確かに息子を殺した」と話し、犯行時期については10月であると供述。口論になったため、ナイフで頭を二度殴って殺したとも明かした。
また息子とは以前から不仲で、口汚く罵られることもよくあったのだという。殺害後は三輪自転車で遺体を運び、おもりの石をつけて池に捨てたと説明した。
男は「その後は家で眠ることができなくなった」「息子の幽霊に取り憑かれてしまったからだ」などと話している。