初夏の番外編
イワシの群れが播磨灘に入ってくると、それを追いかけるように青物が来ますが、その前に西日本系のサワラが産卵に瀬戸内海にやって来ます。このサワラは、冬になるまでここをエサ場としますが、ジギングで狙い、中層でガツンと来れば間違いなくサワラでしょう。この時期は、おいしい魚に輪をかけて抱卵の個体があり、そんな型物を1匹釣ればボーズ覚悟の釣りが、大喜びになります。
昨夏のヒラメ(提供:TSURINEWSライター丸山明)
その他にも、青虫エサでぶっこみ釣りでのチヌ狙い。さらに、番外編のフラッター狙い、ヒラメにマゴチが、ルアーにシロギスを活きエサでのませ釣りと、そういう時期です。
GWから釣りものが日々増えてくる播磨灘です。春は、根魚系からマダイと低水温に強い魚、しかし、マダイが不調で意気消沈でしたが、ここからどんどんと狙いものが増えていき、本格的なシーズンインです。
次回は、ツバスやハマチがやって来る夏の狙いもの(6月から盆)をお話します。
<丸山明/TSURINEWSライター>