無職でクレジットカードを作れない人は?
無職でクレカを作れない人の特徴は以下の通りだ。
・十分な収入のある扶養者がいない
・継続収入がない
・スマホやローンの延滞歴がある
無職の場合、十分な収入のある扶養者がいないとクレカを作るのは難しい。
またアルバイトやフリーターとして働いていても、継続して収入を得ていなければ「返済能力がない」と判断されてしまう可能性もある。
さらに、スマホ料金やローンの返済などを滞納すると信用情報に記録される。カード会社は審査時に申込者の信用情報を確認するため、延滞歴がある場合は審査に通過しにくくなる。
無職の人がクレジットカードを作るときの注意点
無職の人がクレカを作るときの注意点をまとめた。
・審査に通過しやすいカードを選ぶ
・キャッシング枠を0にする
・家族と同居している場合は家族カードを検討する
申込基準に「安定収入がある人」といった記載がないクレカ、学生でも発行できる「学生カード」なら、無職でも審査に通過しやすい。
キャッシング枠とは、クレカでお金を借りられる機能のことだ。キャッシング機能をつけると、クレカとは別にキャッシングに関する審査も行われる。キャッシング枠を0にしておくことで、審査に通過する可能性が高まる。
無職の場合は、家族カードを活用するのも1つの手だ。通常のクレカと使い勝手はほぼ同じだが、家族(本会員)の情報に基づいて審査が行われるため、無職でも作れる。
ただし、家族カードの利用限度額は、本会員の限度額の範囲内となる。例えば、本会員の限度額が100万円なら、本会員カードと家族カードの合計で100万円まで利用可能だ。
本人申し込みでクレカを作るのが難しい場合は、家族カードを検討するといいだろう。
文・大西勝士(ファイナンシャル・プランナー)
早稲田大学卒業後、会計事務所、一般企業の経理職、学習塾経営などを経て2017年10月より現職。FP資格や投資経験をもとに、大手金融機関を含む複数の金融・不動産メディアで記事執筆を行っている。
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