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しかし、海外クラファンサイトでデジタル計測器プロジェクトの成功実績を多数誇るメーカーといえばREEKON ToolsとHOZO Designだろう。前者はプロ仕様の工具、後者はクリエイター向けの小型デジタルメジャーでそれぞれ絶大な人気を誇っている。

REEKONは9月に新プロジェクトローンチ予定

ボストンを拠点とするREEKON Toolsのデジタル計測器は、プロの大工が考案・MITのエンジニアによって開発されたプロ仕様の工具(ハードウェア)だ。

同社のクラファンプロジェクトは、2万5175%や1万2750%といった異様な目標達成率が目を引く(目標金額1万ドルが控えめすぎるのかも)が、支援者数も獲得金額も桁違い。2020年の「M1 Caliber」プロジェクトでは1万367人の支援者からおよそ1億9000万円を、2022年には「T1 Tomahawk」デジタルテープメジャーが1万1274人の支援者から約3億7000万円を獲得した。

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M1 Caliberは、車輪の回転した距離からサイズを測定する構造。1回転につき4096ヵ所を測定可能で、±0.00153インチの精度を誇る。一方のT1 Tomahawkはテープ部分を伸ばして使う「巻き尺」タイプ。いずれもBluetooth対応で測定データを「REEKON ROCK」アプリに同期できる。

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REEKON Toolsは、最新製品である建設用デジタルテープメジャー「T1M Utility」のプロジェクトを9月3日にローンチ予定。開始前からすでにKickstarterのお気に入りプロジェクト認定されている。今回はどこまで数字が伸びるか注目だ。

HOZOのコンパクトなデジタルメジャーはクリエイター向け

REEKONのデジタル工具が直線や平面を計測するのに対し、HOZO Designのデジタルメジャーは曲線や曲面も計測できるコンパクトさが特徴。主に製造業向けの製品が多いデジタル測定器の分野で、クリエイターや一般消費者の「日常的な測定作業」の精度と効率を改善している。