上池に移動。レンジがはっきりしないので連発することは無く迷走が続く。それならば上から下まで全層サーチを掛けるべくプラグ用の百鬼丸61Lにピコイーグルプレーヤーをセット。表層狙いが強いプラグである。

キャスト後はグリグリと巻いて浮上させたり、テーブルターンをさせたりできるルアーである。数投後、対岸までフルキャストした場所でヒット!夏らしい出かたであった。同じようにロングディスタンスでヒットが続くがすぐに沈黙となった。わずか3匹だけのパターン。この日は夏じゃなかったみたいだな…。

夏の千早川マス釣り場で30匹キャッチ【大阪】当たりレンジの把握に苦戦ピコイーグルプレーヤーにヒット(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

表層であまり効果がなかったのでボトムはどうかと思いボトム攻め用のリトルポゴにチェンジしてボトムノックを行う。リズム良く同じテンポでボトムを叩いていくとチェイスしてくる個体が見えた。その瞬間にバイト!見事思惑通り!であったが、このテクニックも長くは続かなかった。

夏の千早川マス釣り場で30匹キャッチ【大阪】当たりレンジの把握に苦戦ムカイ・リトルポゴでヒット(提供:)

ラスト45分で固め打ち

時計を見ると時刻は16:15であった。残りは45分である。どうにか状況を打破したいと思い下池の道路側に再度移動した。

偏向グラス越しに魚が表層に溜まっているのが見える。この水深だとSRのクランクかスプーンのセレクトである。本日の状況から見てプラグへの反応がすぐに止まっていることもあり、スプーンをセレクトした。

表層を綺麗に引ける自信があるのはフォレストM2の0.6gである。今回は上州屋のオリカラであるサーモン系の飛ばし塗装を入れたものだ。キャストしてカウントを2つ程取ってからロッドを立て気味に引いてみるとヒット!理想的な食い方をしてくれた。

これはチャンスと思い表層攻めを繰り返すとまたもヒット。これは嬉しい。パターンだと確信して続ける。2投に1匹ペースでヒットしていく。しかし、あるタイミングから急にヒット率が下がった。あれ?とよくよくルアーをみるとフックがポッキリと折れていた。ここでストップ。

最終釣果