約65%がセルフレジで「困ったことがない」と回答
続いて、「あなたがセルフレジで困ったことがある業界をお知らせください」と質問したところ、1位が「スーパーマーケット」で25.1%、2位が「コンビニエンスストア」で11.1%、3位が「100円ショップ」で5.5%でした。一方で、64.6%が「困ったことがない」と回答しており、思った以上にスムーズに使いこなしている人が多いようです。
また、性年代別に分析すると、「スーパーマーケット」や「コンビニエンスストア」では性年代ごとの極端なバラつきは見られませんでした。しかし、「100円ショップ」では全体の平均が約6%なのに対し、60代女性は16.3%と高い割合を示す結果となりました。
100円ショップのレジは他と比較して、やや操作がわかりにくいのでしょうか。オトナライフではダイソーのセルフレジの扱い方について紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
スーパーマーケットにおけるセルフレジの困りごとで最も多いのは「操作方法」
さらに同調査では、「困ったことがある業界」No.1だったスーパーマーケットにおいて、その困りごとの具体的な内容についてもリサーチしています。それによると、最も多かった困りごとは「操作方法がわからなかった」の50.2%、2位は「バーコードが読み取りづらかった」の47.3%、3位は「値引き商品はセルフレジで対応することができなかった」の27.4%でした。
操作方法に関しては、先ほどの100円ショップ同様に、業界や店舗によって操作性が異なることで慣れない人は戸惑ってしまうことが多いようです。オトナライフでは「ユニクロ」と「無印良品」についてもセルフレジの操作方法を紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
この結果を性年代別に見てみると、1位の「操作方法がわからなかった」は最も割合が高い50代が68.9%、最も低い20代が41.0%と、年代によってかなりバラつきが見られました。2位の「バーコードが読み取りづらかった」も同様に、最も割合が高かった50代が55.6%、最も低かった60代が39.5%と年代によるバラつきが見られ、3位の「値引き商品はセルフレジで対応することができなかった」では、男性が24.0%であったのに対し、女性は34.0%と、性別によっても差が見られる結果となりました。
全体の72%がセルフレジに有益性を感じている
最後に、セルフレジの有益性(役に立っているか)について調査しています。「あなたはセルフレジの有益性について、ポジティブ・ネガティブ、どちらの印象をもっていますか」という質問に対し、「ポジティブな印象」「ややポジティブな印象」を合わせて「ポジティブ」と回答した割合は72%と高いことがわかりました。
性年代別に見ると、「ポジティブ」の割合が最も高かったのは20代男性の92.6%、次いで20代女性の81.3%と、20代はどちらとも年代別で最多の割合を占めました。一方、最も低かったのは50代女性の58.8%で、「ポジティブな印象」も18.8%で最も低くなっています。とはいえ、最も低い50代女性も「ポジティブ」の割合は半数を超えており、全体的に多くの人がセルフレジに有益性を感じていることがわかりました。
混雑の緩和にも繋がり、袋詰めしながらレジを通せば買い物カゴから詰め直す手間も省ける“セルフレジ”。一度慣れてしまえば、そこまで難しいものでもないため、苦手意識がある人は、これからますます普及していくのであろうセルフレジの使い方をマスターしてみてはいかがでしょうか。
出典元:【株式会社アスマーク】
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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