ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が、日本時間13日のサンディエゴ・パドレス戦(ドジャースタジアム)に4度目の先発登板。5回を91球、被安打4、奪三振6、失点3という内容で4点リードの場面で降板したため、勝利投手の権利を持っていたが、中継ぎ陣がまさかの4失点で同点に追いつかれると延長11回に勝ち越されてしまい、山本の2勝目だけではなくドジャースの勝ちも逃してしまった。

■「ヨーヨーカーブ」が狙い打ち

山本は2回に3失点、2被弾と、開幕戦以来の信じられない立ち上がりだった。3回からは持ち直し、打線も大谷翔平やマックス・マンシー、ムーキー・ベッツのホームランで援護したが、勝利の女神は山本に微笑まなかった。

この日は前回登板時に発揮した「ヨーヨーカーブ」をパドレス打線が狙い打ちする場面が目立ち、本人も「なぜ打たれたのか?」という表情を浮かべて、首を捻る場面も多く見られた。