■45世紀の世界ではほとんどの建物が500階建て以上
タイムマシンは主に3つのパーツに分かれており、タイムトラベルをする者が座る金属製の椅子と、その椅子に電流を流す電圧アンプのような装置、そしてリモートコントローラであるという。そしてこの“リモコン”が取材班のカメラの前で初公開されることになった。
一見、自作パソコンのようにも見えるタイムマシンのリモコンだが、数々の機能が備わっているということだ。数列を表示するディスプレイには“目的地”となる未来の日時を入力するという。コンピュータにはOSは使われておらず、すべてが専用設計であるということだ。カバーの類がないのは熱を持ったり焼けてしまうからであるという。
今回こうしてリモコンを見せてくれたデイビッド氏だが、残念ながら椅子と本体の部分は見せることができないようだ。本体部分は倉庫にあり、動かすことはできない構造になっているという。
これまでこの自作のタイムマシンで20回のタイムトラベルを行なったというデイビッド氏だが、実のところタイムトラベルは身体へのダメージがあるという。きわめて高圧の電力を使うので、いわば電気ショックが身体を襲うのだ。フランスのジャック氏が40回しかタイムトラベルを行っていないのも、身体へのダメージの甚大さがあるということだ。
タイムトラベルはなかなか“骨の折れる”旅ということになりそうだが、それでもデイビッド氏が未来の世界で目にしたことは興味深いことばかりであったという。例えば45世紀の世界ではほとんどの建物が500階建て以上あり、さまざまな機器や乗り物が空を飛んでいるという。また未来の世界で地球に定住しているエイリアンも目撃したという。
話を聞くとデイビッド氏のタイムトラベルは未来のどこかに短時間滞在してすぐに戻ってくるという弾丸旅行であるようだが、未来の世界での目撃談や体験談は今回多くは語られなかったことから、今後新たな展開があるのかもしれない。引き続き関連する情報をチェックしていきたい。
参考:「Express」、「Mirror」、ほか
※当記事は2018年の記事を再掲しています。
文=仲田しんじ
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提供元・TOCANA
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