商品数の多い金融機関を選んでいるか?

つみたてNISAで運用できる商品は233本(2023年6月23日時点)あるが、金融機関ごとに取扱数が異なる。口座開設をした金融機関によっては、運用したい商品がないということもあるので、商品数の多い金融機関を選ぶか、事前にどんな商品で運用できるか確認しよう。

成長する商品を選んでいるか?

商品選びを間違ってしまうと、思ったようにお金が増えないということがある。

つみたてNISAで運用できる商品は、長期・分散・積立投資に向いたものを金融庁が選んでいるが、増えやすいもの、増えにくいものがある。経済状況によっては、増えないどころかマイナスになってしまう商品もあるので注意が必要だ。

無理せずお金を増やそう

つみたてNISAでお金を増やすためには、コツコツ続けることが重要だ。

来年から始まる新NISAではつみたて投資枠が大幅に増えるため、今以上に非課税枠を最大限に活用したいと考えるかもしれないが、無理のない金額を自分に合った商品で運用していこう。

文・阪田順子(ファイナンシャル・プランナー)
保険会社での営業、一般企業の経理職などを経て、2020年にファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用や株式投資の講座を開講。投資を中心にお金にまつわる記事の執筆・監修を行う。