コリンズ氏が到達した宇宙観
このある種のスピリチュアル体験はコリンズ氏を熱心な地球環境保護支持者に変えた。彼は地球をより良くケアし、自然のバランスを崩す行為をやめるよう訴えたのだ。
彼はすべての政治指導者が宇宙から地球を見てみるべきであり、そのような見方が世界を破壊するのではなく守るための決定に導くのだと説明した。
アポロ11号のミッションはコリンズ氏の信念にもパラダイムシフトを引き起こした。彼は自伝『Carrying the Fire』の中で、宇宙の意味と目的、その中での人間の役割について考察している。
コリンズ氏にとって「史上最も孤独だった男」と呼ばれることは決して負担ではなく名誉なことであった。宇宙での体験によって得られたユニークな視点により、彼は人生の根本的な問題と、何世紀にもわたって人類に挑戦してきた問題について深く考えることができたのだ。
彼の物語は月へのミッションだけではない。それは人類の現在の状態、地球に対する我々の責任、そして宇宙における我々のポジションを理解することであった。コリンズ氏は最も隔絶された孤独を味わったのだが、それは単なる宇宙旅行でなく、彼自身と人類についての発見の旅であったのだ。
コリンズ氏が初めて報告した深淵なオーバービュー効果は常に我々にインスピレーションを与え、かけがえのない地球の素晴らしさと美しさ、そして同時に危うさについての深い理解へと導くものである。一昨年に90歳で亡くなったコリンズ氏の功績から学ぶことはまだまだありそうだ。
参考:「Latest UFO Sightings」ほか
文=仲田しんじ
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提供元・TOCANA
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