UFOやUMAなど、にわかに信じ難いものを目撃した時、その後にその事実を自分自身でどう処理するだろうか。ある専門家によれば10人のうち9人は、その事実を他者に口外しないということなのだが――。
ビッグフットの大規模捜索がはじまる
コロラド州で登山電車の乗客が撮影したビッグフットの動画が拡散している中、それに刺激を受けたのか隣接するオクラホマ州のビッグフット研究チームの活動が活発になっているようだ。
「人々が存在するはずのないものを見ると、ショック要因が起こります。人によって対処法は異なります。シャットダウンする人もいますが、深く掘り下げる人もいますし、興味を持って答えを探し始める人もいます」とオクラホマのビッグフット研究組織「Native Oklahoma Bigfoot Research Organization(NOBRO)」のフィールド調査員、ブライアン・テレル氏は説明する。
テレル氏は7年前に森の中でビッグフットのような見た目のUMA(未確認生物)に追いかけられた体験を持っており、現在はグループに報告された情報や遭遇情報を調査するNOBROで働いている。
「私たちはこれらの事件ファイルを文書化し、それぞれについて事件ファイルを作成し、文書化します。そして可能な場合、目撃者が承諾した場合には、捜査員を派遣して現場に出向き、事情聴取をします」(テレル氏)
テレル氏は今年に入って約4件の捜査が行われ、現在マカレスターで捜査が行われていると語った。オクラホマ州のビッグフットの身長は通常約2.5メートル(8フィート)で、NOBROの調査チームに加わって活動した際には50センチを超える巨大な足跡に遭遇したこともあるという。
「私の個人的な意見は、彼らはまだ発見されていない人類の残存種であるということです。わかりやすく言えば、別のタイプの穴居人のようなものだと思います」と彼は語った。
テレル氏は人々はビッグフットを見たというと嘲笑されるのを恐れているため、10件中9件は決して報道されないと述べた。