2017年3月、オーストラリアの研究者らが「赤色矮星系に存在するかもしれないエイリアンの3D映像」を公開し、その奇妙な姿に世界中が衝撃を受けたが、英・オックスフォード大学の研究者らが、進化論に基づき、さらに奇怪でリアルなエイリアンの姿を突き止めている。
【こちらの記事も人気です】
■進化論からみたエイリアンの姿
科学ニュース「Phys.org」などによると、オックスフォード大学の動物学者サミュエル・レヴィン氏らが、「Journal of Astrobiology」に掲載した論文「Darwin’s Alien(ダーウィンのエイリアン)」において、チャールズ・ダーウィンの進化論を地球から全宇宙に拡大、生物の「自然選択」を普遍的なルールとして仮定してみたという。
「現存する生命は環境に適応しています。(中略)環境に適応する唯一の方法は、自然選択、つまり個々の生命の遺伝的変異が首尾よく変異を引き起こし、究極的には適者として生存する、そのようなプロセスのみです。エイリアンも同じく自然選択の試練をくぐり抜けてきたことでしょう」(レヴィン氏)
自然選択を前提にすることで、たとえ100万光年離れた惑星に生命が誕生し、それらがDNAとは異なるコードに従っているとしても、地球上の生命と著しい一致を見せるはずとのことだ。では、彼らは一体どんな姿をしているのだろうか?