年が明けて3日─。年末から忘年会が続き、帰省して家族や親戚、友人とお酒を酌み交し、二日酔い気味な人もいるかもしれない。二日酔いの際、「食べてはいけないもの」があって…。

■二日酔いになる仕組み

お酒の席でつい飲みすぎた翌日、体調が優れないこともある。そもそも、どのようにして二日酔いになるのか。

金沢のメンズヘルスクリニック「Gran Clinic」の小倉慶雄(よしお)院長に話を聞いた。二日酔いはアルコールの消化と代謝によって引き起こされるという。

小倉院長は、「アルコールは肝臓でアセトアルデヒドに変換されます。アセトアルデヒドは有毒で、これが二日酔いの主な原因と考えられています。また、アルコールは利尿作用を促進し、水分および電解質の損失による脱水を引き起こすことも、二日酔いの症状に寄与しています」と説明する。

人によって多少異なるが、二日酔いの主な症状には頭痛、嘔吐、吐き気、喉の渇き、胸やけなどが挙げられる。