■納得しなかった妻

産後不安を抱える妻は、男性とその母親にしか赤ちゃんの世話を任せることができない。しかし立場上、男性と母親に葬儀を欠席する選択肢はない。男性は「せめて今回は誰か信用できる人に赤ちゃんを預けたい」と考えたが、妻は納得してくれなかった。

そして訪れた葬儀の日、男性は母親とふたりで出席したが、妻はひどく腹を立て、帰宅した直後は家にも入れてくれなかった。

しばらくして妻は落ち着いたが、今も口を開けば「お兄さんを説得して、赤ちゃん連れでの出席を許可してもらうべきだった」などと恨み節を吐くそうだ。

■「正しい判断」という声

「悪いのは僕なのか」と悩んでいる男性がネット掲示板『Reddit』に投稿したところ、ユーザーらは「悪くない」と判断。「人を思いやる気持ちが少しでもあるのなら、子連れでの葬儀出席でどんなに親が傷つくか理解できるはず」「こんなときに元気な赤ちゃんを見るなんて拷問のようにつらいはず」などと書き込んだ。

また一部ユーザーは、男性の妻にとっても欠席するのが正解だったと主張。「産後不安の女性が赤ちゃんの葬儀に出たら、不安症状が悪化すると思う」「想像以上に奥さんの精神状態は悪いのではないか」といった意見を寄せている。

(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)

提供元・Sirabee

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