■SFTSの患者数が過去最高
また、ダニ媒介感染症には重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、日本紅斑熱、ツツガムシ病、ライム病などがある。
このうち、ウイルスを保有しているマダニに刺されることにより感染するSFTSは近年増加しており、昨年には患者数が過去最多に。国内では初のヒトからヒトへの感染も確認された。
マダニは草むらや林道など、獣道のようなところに出やすいとされるが、最近では野生動物が人里に近づいていることもあり、田んぼのあぜ道や河川敷、竹やぶなどにもみられるとのことだ。