事態4:信用情報に登録される
信用情報とは、信用情報機関が管理しているクレジットカードやローンなどの支払状況や申込みに関する情報のとこで、延滞が続くとその事実が記録される。
記録されれば俗に言う「ブラックリストに載る」ことになり、以後、返済能力に欠ける信用の低い人と判断されるようになってしまう。
ブラックリストには何カ月で載るか?
カードの利用停止や法的措置などのタイミングはカード会社によって異なるが、ブラックリストに載るのは一般的に返済日より61日以上または3カ月以上の遅延があった場合とされている。
ブラックリストに載るとクレジットカードが発行できない、ローンが組めなくなる場合もある。住宅ローンが組めずに家を購入できないというように生活に影響が出ることもあるだろう。
返済日にきちんと支払おう
遅延をしても、すぐにクレジットカードが解約されたりブラックリストに載ったりするわけではない。
しかし、1日の遅延でもカード会社のシステムには履歴が残り、場合によってはカードの更新ができない場合もあるので注意が必要だ。
カードの使い方を見直して使い過ぎを防いだり、利用金額が大きい場合は分割払いにしたりするなど、遅延をしないよう心がけよう。
文・阪田順子(ファイナンシャル・プランナー)
保険会社での営業、一般企業の経理職などを経て、2020年にファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用や株式投資の講座を開講。投資を中心にお金にまつわる記事の執筆・監修を行う。
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