現金がなくても支払いができるクレジットカードは便利だが、それゆえに使いすぎてしまうこともあるだろう。
支払い日までにお金が準備できずに延滞すると、思いもよらぬ事態となることがあるので注意が必要だ。
延滞すると起こる4つの事態
延滞の度合いにもよるが主に4つの事態が起こる。
事態1:遅延損害金が発生する
遅延損害金とは支払いが間に合わなかった際に発生する利息のことで計算方法は以下のとおりだ。
滞納金額×遅延損害金の年率×遅延日数÷365
利率はカード会社によって異なるが、遅延日数が長くなれば損害金も増える仕組みとなっている。
事態2:カードが利用できなくなる
支払いが延滞すると一時的にクレジットカードが利用できなくなることがある。さらに延滞が解消されない状態が続くと強制的に解約される。
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事態3:法的措置で財産を差し押さえられる
延滞が続くと、カード会社から連絡が来たり、督促状や催告書が届いたりすることがある。それでも支払いをしない場合は、法的措置として財産が差し押さえられることがあるので注意しよう。給与や預貯金のほか、家や自動車なども差し押さえの対象だ。