体調が悪くなり、救いを求めた女性。しかし救急車はなかなか到着せず、待っているあいだに死亡した。その日の経緯について、『The Sun』などイギリスのメディアが伝えた。

■深夜に苦しみ始めた女性

イギリスのグレーター・マンチェスターで暮らしていたビナ・パテルさん(56)が、深夜にいきなり体調を崩し苦しみ始めた。息子(27)の名前を呼び「息ができない」と伝えて水を持ってきてもらったが、それでも落ち着かず体調はさらに悪化した。

ただごとではないと確信した息子は、家から数分の場所にある病院に連れて行こうと考えたが、ビナさんは体を動かすことができず、車に乗り込むことは不可能だった。